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海外勤務で20代・30代で成長したこと7つ【マレーシア駐在員の実体験】

2021年8月3日

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いま20代でいつか海外勤務をしてみたいのですが,海外で仕事をすると仕事の能力でどのようなところが成長しますか?

 

こにゃん
こんにちは,こにゃん(@こにゃん)です.

私が若手として海外勤務3年をした中で,”日本で働き続けていたら得られなかった”仕事の能力・経験を本記事でご紹介します.

 

私はいま東南AsiaのMalaysiaで仕事を3年間しています.私はもともと日系の企業に入社して,将来海外赴任を希望し続けていたところ希望が通り海外法人への配属となりました.

 

学生の頃から英語は得意で,新しい環境で変化を楽しむのが好きな性格でしたので,育った日本とは違う環境である海外に飛び込むことで仕事の能力は急成長をとげるだろうと期待していました.

 

海外勤務をした結果,自己評価になりますが成長率は著しく高くなりましたし,上司からも「こにゃんさんは,日本の10年分の経験を海外でしたよ」と言ってもらいました.

 

これから海外勤務に興味がある若手の方が読んで,「私も海外勤務で頑張ってみたい」と思っていただけるように本記事を書きました.

 

海外勤務で成長したこと7つ

「海外勤務をして成長したか」と聞かれれば,胸を張って成長したといえます.

 

日本で働いているときはマンネリと職場の息苦しさを感じていて,海外転勤指令が出たときは嬉しかったです.

 

海外で心機一転仕事をすることになり,仕事を一から覚えながらも刺激的な海外勤務体験を3年間送ることができました.

 

私が海外勤務で成長したと感じる点は次の7つです.

 

海外勤務で成長したこと

  • チームで仕事の質を高める管理能力
  • 誰が抜けても仕事を完成させるための管理能力
  • 限られた時間で成果を出すための生産性
  • 事業利益構造の理解
  • 人間関係の構築
  • 英語で仕事をする語学力
  • ストレス耐性

 

逆に,「海外勤務にして後悔したことはあるか?」と尋ねられれば,私の答えは「日本に戻って,以前と同じ仕事をしたくなくなってしまった」ことです.

 

それくらい海外駐在員として得た能力・経験は貴重なものでした.

 

チームで仕事の質を高める管理能力

 

日本で勤務しているとき多くの担当者の一人に過ぎなかった私が,海外勤務になった途端にリーダーとなり部下を持ちながら成果を出す役割となりました.

 

時には20名の同僚に指示を出しながら,チームとして成果物を完成させていくリーダー業務を務めました.

 

業務能力が高い人ほど考えがちなことは「自分でやればで早いし,間違いも少ない」ということです.

 

私も赴任して間もなくの頃は同僚に仕事をふれずに,何でもかんでも自分で仕事をおこおうとしましたが限界がありました.

 

しかし海外駐在員の仕事量は日本で勤務していた頃の3倍以上に増えていたこともあり,また自分が詳しくない分野の仕事が振り込んでこともあるので,自分の仕事処理能力では一人で対応し切れなくなりました.

 

少しずつ同僚に仕事を任せながら,自分は業務進捗の管理を行うようになりました.

 

「作業を自分でする立場」から「人に作業をしてもらう立場」になったことで,納期を考えながら部下の業務進捗管理の仕方を工夫していきました.

 

進捗管理だけではなく,成果物の確認にも苦労しました.同僚が私に提出してきた仕事の成果物をそのまま納品すると,間違いがあって納品先に迷惑がかかるかもしれないので私が一度内容を確認します.

 

確認すると言っても,全てを隅から隅まで確認すると結局自分で一から作るのと同じだけの時間がかかってしまうので,私なりに工夫したことは次です.

 

  • 数字の桁は概算で自分で計算する
  • 結果について仮説をあらかじめ立てておく
  • 過去の結果と比べる

 

自分で正確に検証をすることはできなくても,大まかな仮説を立てておいて,部下の提出した結果が仮説とあっているかどうかを見ます.

 

もし仮説と違ったら,どこが違うのか論理展開を追って,論理が相反しているところを検証して,部下と自分とどちらが正しいか考えます.(もちろん自分が間違っている可能性も受け入れなくてはなりません.)

 

仮説は自分が過去の知識と経験をもとに組み立てていきます.

 

もし自分が過去に扱ったことのない業務で知識・経験がない場合は,過去に他の人が出した結果を参照しながら,今回の部下の結果が同じような論理展開をなぞっているかみるようにしています.

 

過去の結果が全て正しいわけではありませんが,考え方の筋道を2通り持つためには過去の結果も参照すべきだと思います.

 

「人に仕事を任せてチームで結果を出す」リーダー業務を経験したことで,同僚の進捗管理や仕事の成果物の確認などの具体的な能力を得ることができました.

 

誰が抜けても仕事を完成させる管理能力

 

海外では,特に私が駐在しているMalaysiaでは,人の入れ替わりが多いです.

 

私の職場では文字通り,3年間で50%の同僚が入れ替わります.海外では企業への忠誠心は日本よりも少なく,雇用条件がよければすぐに他社へ転職をしてしまいます.

 

人の入れ替わりが流動的な海外で勤務をしていると避けなければならないのは「仕事の属人化」です.

 

「この仕事はあの人しかできない」「あの人の仕事の手順はブラック・ボックス」という状態は避けなければなりません.

 

業務の標準化については意識して,引き継ぎ資料は共有サーバーで管理していつ誰が辞めて新人が入っても業務を引き継げるような体制にしています.

 

私自身も幅広い業務を浅く理解するようにして,仮に誰かが急に休んだとしても代わりに補助できるように備えています.

 

担当者として仕事をしているとその道の専門家になりたいと意気込みますが,リーダー業務をすることで誰でもできるように仕事を標準化することに意識が向きました.仕事の標準化をすることで副産物として,無駄な工程の削除および仕事の効率化を生み出します.

 

限られた時間で成果を出すための生産性

 

海外駐在員になると,忙しいのに仕事がどんどん依頼されてきて,消化不良になりながら仕事を抱えることになります,

 

海外勤務は優雅な貴族生活を送れると思いきや,仕事が忙しすぎて文字通り朝から晩まで働き通しで,平日はシャワーを浴びて寝るだけということが多かったです.

 

仕事がただでさえ多いのに,出張者の付き添いがあると,自分の仕事が進まないばかりか夜遅くまでお酒に付き合わなくてはならず心身ともに応えます.

 

駐在者の心の声を代表して書きますが,不要不急の海外出張はお控えください.

 

どんなに仕事量は多くても,一日の時間は限られているので,どれだけ効率を上げて仕事を完成していくかに意識が向かうようになりました.

 

日本で働いているときは業務量が多くなかったので,一つの仕事の質を上げることにこだわり,時間当たりの生産性を考えていませんでした.

 

海外勤務になり,限られた時間の中で結果が求められるようになってからは,手を抜いてもよい箇所を見極めながら最低限の質を出す方法を考えたり,部下と力を合わせて結果を出す意思疎通の方法に頭を使うようになりました.

 

「70%の質でも構わないから,締め切りにまずは間に合わせる」意識が高まりました.

 

「そんな雑な仕事の仕方はけしからん」と日本の同僚にはお叱りを受けそうですが,案外要点をきちんと掴んでおけば,枝葉末節が間違っていても問題にはなりません.

 

「仕事の本質をどのように見抜くか?」は大問題ですが,私は海外駐在員の間に多数の業務をこなす中で「仕事の核」を捉える能力を培っていきました.

 

事業利益構造の理解

 

海外法人にいる日本人の数は限られます.重要な役職を全て日本人が担っているわけではなく,現地の人が起用されて現地法人の重要な経営判断を行っています.

 

しかし,日本人駐在者の役割は大きくて,特に日本本社,日系顧客からは頼りにされることが多いです.

 

例えば「営業のこにゃんさん」ではなく,「Malaysia法人のこにゃんさん」という見られ方をします.

 

「いえいえ私は営業畑一筋で,経営企画なんて知りませんよ!」という言い訳は通用しません.(業務役割の曖昧なところは日系企業の特徴です.)

 

仕事の中でも横断的に活躍を求められるために,自分の部門はもちろん,他の部門の人の仕事に首を突っ込みながら横断的な仕事をすることになります.

 

他の部門の仕事に首を突っ込み始めると,部門と部門が歯車のように噛み合って,仕事が動いている描写が見えてくるようになります.

 

市場の要求を聞いて,商品企画を作り,商品開発と販売計画をして,商品の生産準備をする.

 

売上高を最大化するには,販売価格を上げて,販売数量を増やさなくてはなりませんが,お客様が納得して買ってくれる商品作りはどうしたら良いのか様々な部門と考えていくことになります.一方で,利益を増やすには,固定費,変動費を削減しなくてはならず,商品の付加価値を高めながら,同時に投入する材料費を抑えるかを考えなくてはなりません.

 

二律背反の中で部門どうしが調整する動的な部分を担うことができたことは私の大きな経験となりました.

 

総務,人事,IT部門の方は縁の下の力持ちで大企業ほど隠れてしまいがちな存在ですが,海外法人では身近に連絡をしてこれらの部署の方が働く環境を整えていくという構造をみることができました.

 

人間関係の構築

 

海外勤務をして良かったと思うことは,「海外法人にいなかったら人生で出会うことがなかった人たちと身近に働くことができた」ことです.

 

海外現地の同僚と知り合えたことは,自分が海外勤務しなくてはあり得なかったことです.

 

実は日本人駐在員同士でも日本の本社で勤めているときは部門の違いで親身に話す機会がなく顔だけは知っているという関係でしたが,駐在員になることで肩を寄せ合って遅くまで議論する関係になることができました.

 

海外法人に勤務する日本人同士は,自然と「同じ窯の飯を食う」仲間になります.一緒に遅くまで働いて,苦労を乗り越えて成果を出すことをしていると,所属部門,年齢は関係なく戦友のように仲良くなります.

 

日本の本社が要求してくる無理な課題に対して,どのように応えていけばいいか日本人駐在員同士で頭を捻りながら協力して最善の解を出していきます.

 

日本に帰任した後も続く貴重な人間関係を駐在員生活で築くことができました.

 

英語で仕事をする語学力

 

私はいま東南AsiaのMalaysiaで仕事をしていますが,仕事で使う言語は英語です.

 

日本人駐在員同士で意思疎通をするときは日本語を使いますが,会話の輪の中に一人でも現地の同僚がいるときは即座に英語に切り替えます.

 

私にとってMalaysiaでの仕事は初めての海外勤務経験でした.

 

赴任する前から英語には自信がありましたがいざ赴任すると,思ったように英語を話せない自分に驚きました.

 

英語で仕事をし始めて半年くらいで,肩の力を抜いて「気軽に英語を話せば良いのか」という方法に気づきました.

 

メールで英語を書くときは文法を気にしながら書けますが,話していると文法が正しいかどうか瞬間ごとに考えていたのでは自然な会話が成り立ちません.

 

Malaysiaでは英語は第2共通語として幅広く話せれていますが,Malaysia人にとっても英語は第2外国語です.

 

流暢に英語をMalaysia人の同僚は話しをしていますが,彼らが話している内容を聞いていると,発音も文法も英国・米国の標準からは離れています.

 

基本の文法力がないと文の構成ができませんが,あまり細かい表現に気にしなくても,脱力しながら英語を話しても良いのだと気づけたのは大きな成果です.

 

ストレス耐性

 

仕事ばかりではなく,生活面でも海外にいると,「こんな簡単なことで頭を悩まさなくてはいけないの?」ということがあります.

 

海外駐在した当初は周りの人に一から教えてもらいながら,生活・仕事の基礎を固めていきました.

 

仕事については日本での勤務経験から,ある程度は連続性で海外でも同じようにすればなんとかなるだろうと言う感覚がありました.

 

しかし,生活面は意外なほど簡単なことでもできなくて困ってしまいます.

 

例えば,電球が切れたら電球を買いに行かなくてはいけませんが,「どこで電球が買えるのか」がすぐに分かりませんでした.家電量販店で電球を買うことが良いような気がしますが,家電量販店がどこにあるかわりません.

 

「こんな簡単なこともできない自分」に一人苦しみましたが,「初めての海外暮らしをしているのだから,できなくて当たり前」という考え方を採用してからは肩の力が落ちて,気楽にいろんなことに挑戦できるようになりました.

 

仕事については自分の担当外のことでも飛び込み依頼が来ると,「そんなこと知らないよ」と頭が真っ白になります.

 

正直に知らないことを認めて周りの助けを得て仕事をしたり,逆に依頼主と調整をすることで逆に仕事の内容を変えてもらうことで満足のいく結果を出せます.

 

ストレスに押し潰されないで,図太く上手に解決策を探す心意気が身につきました.

 

まとめ

 

海外勤務をして成長したことを紹介しました.

 

海外勤務で成長したこと

  • チームで仕事の質を高める管理能力
  • 誰が抜けても仕事を完成させるための管理能力
  • 限られた時間で成果を出すための生産性
  • 事業利益構造の理解
  • 人間関係の構築
  • 英語で仕事をする語学力
  • ストレス耐性

 

海外勤務は良いことばかりではありません.

 

海外勤務をしたことの後悔は,「日本の本社に戻りたくない」という気持ちが湧いてきてしまうことです.

 

せっかく海外で培った経験と能力をもとにもっと挑戦をしたいのに,日本に戻ったら狭苦しい組織の中で肩身の狭い思いをすることが容易に想像できてしまいます.

 

海外駐在を終えた先輩方のキャリアをみながら,私は帰任後にどうするか考え始めています.

 

他にも「海外勤務して苦労したことは?」と言う疑問には次の記事をあわせてお読みください.

 

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こにゃん
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  • この記事を書いた人

こにゃん

【経歴】▶︎日本にて企業就職 ▶︎入社3年目マレーシア駐在 ●マレーシア駐在員 ●英語 TOEIC 950点,中国語 HSK 5級(中国語の方が得意かも?) ●旅行好き ●資産形成中 ■000万円,1億円資産ができたら経済的自由の道へ マレーシアお役立ち情報を発信しているので,Twitterもフォローしてね.

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