マレーシア一般

CMCO 2020年末まで延長,旅行,娯楽の規制緩和で日常生活に活気も!【マレーシア 感染症対策】

2020年12月19日

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こにゃん
こんにちは,こにゃん(@こにゃん)です.

 

2020年は,Malaysiaだけでなく,どの国も新型肺炎に振り回された一年となりました.

来年2021年まで指折り数える日々になってきました.

 

移動制限なしになったCMCO下では,日常的な生活はある程度までは自由に過ごせるようになりました.

マスクを着用し忘れて,外出すると違和感を感じるくらいマスク着用に慣れ切ってしまいました.

 

Kuala Lumpur,Selangor州,Sabah 州のCMCO,12月31日まで延長

Kuala Lumpur,Selangor州(一部地域除く),Sabah 州のCMCOは,2020年12月20日終了予定でしたが,年末12月31日まで延長されました.

Malay Mail: CMCO in KL, Selangor extended till end of 2020, except for Hulu Selangor, Kuala Selangor, Sabak Bernam

 

新規陽性者ばかりが連日報じられる報道機関の影響もあってか,連日1,000人越えの日が続いており,政府の延長は予想通りだという人も多かったです.

市民活動の制限は一層緩和へ

CMCOの延長は予想通りでしたが,気になるのはSOP(行動遵守規範)の見直し.

前回12月5日のCMCO延長発表会見では,「州境を超える移動制限の緩和」が発表されました.

 

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今回のCMCO延長発表の焦点も,規制内容の緩和でした.

Sabri Ismail上級大臣は会見の場で,市民生活に関わる制限の一段の緩和を発表しました.

ポイント

  • 旅行・文化に関わる施設の再開を12月19日以降認める方針
  • 会議,旅行,展示会,文化遺産の展示,遊園地,家族向け娯楽施設,室内運動場の再開
  • 施設利用客数は,敷地の50%以内に制限して,社交的距離を保つ
  • 舞台活動も許可はされるが,無観客での公演のみ
  • Christmasのお祝いも,人数制限を設けた上で開催することを許可

 

CMCOの影響で11月初旬から閉鎖されていた「Zoo Negara」も12月8日から営業を再開することを発表しました.

Facebook: Zoo Negara

 

Malaysia政府は職場での感染に警戒を高めて,職場での徹底したSOP遵守呼びかけと取り締まりを発表しています.

一般の国民にもSOP遵守を呼びかけていますが,自由な生活を取り戻すように規制を緩和しました.

 

Malaysia政府の感染予防策は大きく網をかけて厳しい制限を観測気球として利用して,

  • 効き目のない行動制限令は弱める
  • 規制が一層必要なところに国家資源を投入する

CMCOの期間も長く,厳しい行動制限に付き合わされている国民としては心身ともに疲れていますが,不必要になった規制を緩和する政府の姿勢は評価したいです.

 

Malaysia国民性から推測するに,これで一段と緩い空気感の中で日常生活を取り戻していくんだろうと思います.

自粛も必要ですが,たまには気を抜いて楽しむことも長い感染病との戦いには必要だと感じています.

 

Malaysia政府の感染対策の成績は?

一方で,CMCO延長会見のあっった12月18日の新型肺炎による死亡者数は0人でした.

1週間以上,連日1,000人の新規陽性者を記録していますが,死亡者数は安定的に低水準です.

COVID19_Current_status_1812

引用:MOH

 

累計の死者数も400人台です.

低い死亡者数は,Malaysiaの防疫体制が成功している証左であると言えるのではないでしょうか.

新規陽性者は回復すれば問題がないわけで,重症化患者と死亡者数を低く抑えられれば防疫は目的を達成していると思います.

 

klia departure hall

大きな国民生活と経済を犠牲にして感染症対策は一定の効果があったと思います.

 

そろそろ「鎖国をいつ解除するか?」の議論を本格的にしないと経済の再起動の道筋が建てられません.

 

Malaysia再入国時の隔離期間が10日間(事前のPCR検査陰性証明書帯同で7日間)の緩和がありました.

しかしまだ,10日間の隔離費用と時間を犠牲することが,出張や旅行でMalaysiaに来るには大きな障壁になっています.

 

もう一つの問題は,武漢肺炎の影響でMalaysia国内の外国人労働者の劣悪な住居環境の影が社会の表に出てきました.感染症対策と同じかそれ以上に,外国人労働者の対応は社会問題となりそうです.

 

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鎖国解禁と外国人労働者の職住環境の2つの問題は一朝一夕には解決しない問題です.

 

在宅勤務が拡大,声だけの相手とお仕事が増えました

work chat

Malaysiaは,年末までCMCOを延長しましたが,いまだに鎖国解禁の時期を見通せないでいます.

出張が全くできなくなることで目立った支障はありませんでしたが,徐々に顔を見たことがない人との仕事が増えてきました.

 

Online会議を中心とした仕事になって半年以上経ちます.半年経つと,関係者の異動や新しい仕事での付き合いで顔も見たことのない人が少しずつ増えています.

 

職場で一緒だと,新しくあった人でもふとした機会にマスクをとる瞬間などに顔を見ることができます.

 

日本の会社の人とonlineで仕事をしていると,本当に声だけが人物像につながる重大な手がかりです.

顔が見えない分,「素敵な声だな」「お茶目な感じの声」など声から受ける印象からどんな人か想像力が増してきます.

 

声だけのお付き合いで仕事をすることはできるのですが,仕事上の信頼関係を築く上でぽっかりと空白があるような気がしています.

一度は,顔を突き合わせて,たまには飲みに行ってお互いの素顔をさらす場も時には必要だと感じています.

一度でもお会いして,顔を見るだけでも,相手に対する興味も増しますし仕事を進めやすくなるように私は思います.

 

1年,2年は気軽に海外出張もできないと予想されていて,仕事の人間関係で大きな空白が地帯が生まれてしまうのではないかと危惧しています.

 

まとめ

travelers

私はMalaysiaの防疫体制は,及第点以上ではないかと思っています.

 

CMCOの交通検問(roadblock)のように,余計なところに規制をかけて経済を混乱させる点は減点です.

しかし,効果がないと判断した感染症対策は方針を果敢に見直していく点は評価しています.

 

CMCOは延長しましたが,すでに州を超える移動制限を解除して,その分をSOP遵守見回りに労力を当てる方針に切り替えています.

猪突猛進で厳しい規制を決めてしまう点は反省が必要ですが,余計な政策に気付いて修正をしていく姿勢と対応の速さは素晴らしいと思います.

 

年末にかけてMalaysia国内の移動も増えて,旅行業も盛り上がっていきます.

日本の「Go To事業」は,政権に反骨心を持った大手報道機関によって旗を引きずり下ろされてしまいました.

年末の「Go To事業」の取り消し発表の後,同じ報道機関が悲鳴を上げる旅行業界を取り上げて政府批判をしているのですから,日本の報道機関の態度もよく分かりません.

 

Malaysia政府は,日本の「GO TO事業」と同じ轍を踏まないように国民への透明性のある感染症状況の情報提供をして,旅行業をはじめとした地域経済の活性化に期待します.

 
こにゃん
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