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2回目のCMCO 1日目,表面的には静かな1日でした

2020年10月15日

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Konyan
Konyan

こんにちは,Konyanです.

本日2020年10月14日は,Klang Valley一帯(Kuala Lumpur,Selangor,Putrajaya)で再施行されることになったCMCOの1日目でした.

6月10日にCMCOからRMCOに移行して,4か月ぶりにCMCOへ逆戻りとなりました.政府の2日前の突然の発表と,行動制限項目が公開されず情報が錯綜しました.

CMCO初日の本日,表面上は静かな1日でした.

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CMCO初日,出勤は車が少なくて快適

朝8:00にいつも通り自宅を出発して,会社へ車で向かいました.

CMCO発動後は幹線道路に検問所(roadblock)がおかれることが政府から通知されていたので,事前に会社から通行許可証を発行してもらっていました.

https://www.malaymail.com/news/malaysia/2020/10/12/cmco-police-to-mount-roadblocks-again-in-kl-selangor-putrajaya/1912050

”MITI”が発効した営業許可書と企業が私が通勤することを正式に許可している通知の2枚を持っていきました.

”MITI”は,Ministru of International Trade and Industryの略称です.日本で言うところの通産省に相当するMalaysiaの省庁になります.

前回のCMCOの時は高速道路の料金所手前に検問が設置されて,軍人の人が通行しようとする車を一台一台止めて書類を確認していました.

今朝も同じように検問を覚悟して自宅を出発したのですが,肩透かしなことに検問所はありませんでした.

検問所がないばかりか,通勤の車が普段の60%-70%程度しかなく,非常に快適に運転することができました.

朝の車の数から推測するに,CMCOに突入してから30%以上の人が自宅勤務に切り替えたようです.

夜20:00の帰宅時は,高速道路の車は普段の40%-50%程度でした.CMCO初日ということで,多くの人が育児の理由で早めに帰宅したことがあると推測しますが,普段より運転時間が10分くらい短く帰宅できました.

帰宅時は途中1箇所検問がありましたが,せっかく用意した通行証を見せるまでもなく,検問所の軍人のひとが車内を覗いただけで検問を通してくれました.

おそらく,SOPで定められた車内に2人未満の乗車規則に違反していないか検査しているのでしょう.

CMCO初日は検問で大渋滞するだろうと警戒していただけに,当てが外れました.いつもこれ位道路が空いていると嬉しいのに,と思いました.

仕事はいつも通り,一方で子育て環境が不安定に

政府が約束していた通り,2回目のCMCO時はほとんどの経済活動については支障なく行えました.

聞き取り調査をした範囲では,CMCO時に活動を停止したKlang Valley一帯の企業はありませんでした.

家庭にお子さんがいる方は,CMCO中に閉鎖になった学校・幼稚園・保育園の影響で,日中子どもの世話をするために急遽休暇を取らなくてはいけなくなったという人が会社内にいました.

https://www.freemalaysiatoday.com/category/nation/2020/10/14/working-parents-face-dilemma-over-childrens-well-being-during-cmco/

別の場合では,夫婦のいずれかが専業で家事をしている場合でも,supermarketの入場制限(1家庭2人まで)があるので,子どもが2人以上いる家庭では子どもと一緒に買い物にいけなくなります.

新型肺炎の拡大防止を行いつつ,経済活動を継続したい政府の意向は理解します.

2回目CMCOの結果として,学校を封鎖して子どもを自宅待機にしておきながら,親は仕事で日中は外出するという政策上の破綻が家庭に押し寄せています.

Konyan
Konyan

経済を継続したいという政府の目論見がありますが,家庭が不安定では経済活動の継続は困難です.

特に,低所得家庭では,親は物理的な出勤が必須でありながら,子どもを有料のbabysitterに預けることもできないという苦境に家庭を追いやります.万が一,子どもが自立して自宅待機ができたとしても,貧困家庭では自宅での学習環境が整っておらず,学校閉鎖がそのまま学習の遅れにつながります.低所得家庭へのCMCOの影響は深刻になりそうです.

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仕事環境の変わらないMalaysia

朝,通勤の車中で私が意外に思ったことは,60%-70%の人は政府がCMCOを再発令しても会社へ出勤するんだと言う事実です.

前回のMCO,EMCOの期間はほとんどの経済活動が禁止され,多くのMalaysia企業は自宅勤務に強制的に切り替えました.1回目のCMCO移行後も,出勤する人は以前の30%以下でした.

2回目のCMCOを施行する前,Malaysia政府は”在宅勤務への切り替え”を推奨していました.しかし,60%-70%(私の主観数字)の人が依然出社している様子を見ると,1回目のMCOで在宅勤務に切り替えて,業務に支障があったと考えられます.例えば,

  • 業務上必要なITが整っていない
  • 業務管理に困難がある
  • 物理的に会社で仕事をしなくてはならない職種が多い

そもそも,車社会のMalaysiaでは,通勤時の感染riskが低いことも経営者に従業員を出社させる(在宅勤務に切り替えない)理由になっているのかもしれません.

正直,日本の現状をよく分からないのですが,4月7日に緊急事態宣言が発表されて,5月25日に宣言が解除された後も多くの企業で在宅勤務が基本となっていると聞いています.

私の取引のある日本の会社も,在宅勤務が常態化しており,1週間に1回はweb会議をして顔を合わせています.私はMalaysiaの会社から参加して,相手は自宅で参加されているので,空気の差はあるのですが,今では気にせずweb会議で打ち合わせをしています.

  • 日本は”緩い”行動自粛令にも関わらず,自粛令解除後も在宅勤務が主流となりつつあります.
  • Malaysiaは”厳しい”活動制限令を発動した後は,強制的に在宅勤務に突入しましたが,制限令を解くと依然の出勤生活に戻りました.改めて,”比較的厳しい”制限令を発動しても,依然のような”在宅勤務”体制へはなりそうにありません.

日本は,新型肺炎という見えざる的により,社会構造が大きく変わりました.日本は慣習を不文律として大事にする文化がありますが,一旦変化による圧力が高まり亀裂が広がると,一気に変革を起こします.

日本政治は,「国民の意見を最後まで誠実に聞こうとして,結局決めきれない」というのが基本ですが,いざとなると「もう調整しきれない,決断するから後は任せろ!」という政治判断が出てきます.

Malaysiaは,Malaysiaは多民族国家であり,各民族の慣習をうまく採用して一つの国としての体裁を保っています.慣習は絶対ではなく,変化を機敏に察知して,果敢な政治判断を行える面があります.新型肺炎の拡大の初期段階で,強制的な都市封鎖に踏み切りました.

「国民それぞれ貴重な意見はあるけど,みんなの意見を聞いていると,まとまらないから政府が決めます」

と言う風潮がMalaysia政治にはあるように,私には見えます.状況判断が正しく行われないまま.流れるように政治判断が継続していく傾向が見られます.

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  • この記事を書いた人

こにゃん

【経歴】▶︎理系学問を専攻 ▶︎日本にて企業就職 ▶︎入社3年目マレーシア駐在 ●マレーシア駐在員 30代 ●英語 TOEIC 950点,中国語 HSK 5級(中国語の方が得意かも?) ●旅行好き,一番心に残っている旅は新疆(ウイグル) ●資産形成中 ■000万円,1億円資産ができたら経済的自由の道へ マレーシアお役立ち情報を発信しているので,Twitterもフォローしてね.

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