写真で振り返る2020年

マレーシア生活

写真で振り返る2020年私のマレーシア,ときどき日本

2020年12月31日

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こにゃん
こんにちは,こにゃん(@こにゃん)です.

 

2020年を振り返りながら,Malaysia生活の印象的な写真を紹介します.

私が日本に帰国していた際の写真も織り交ぜて,1ヶ月毎の感想を紹介します.

 

1月

2020年お正月は日本に一時帰国しました.

東京に住んでいた時は数えるくらいしか行ったことのない,浅草の仲見世通り.

 

Malaysiaの同僚に頼まれてお土産を買いに行ってきました.和服を着た外国人の姿をたくさん見かけました.東京オリンピックを控えており,過去最高の外国人訪日客を迎えるはずでした.

 

浅草 仲見世通り

 

1月末の旧正月(春节)の時も,日本に1週間くらい帰国しました.

1月末くらい,中国の武漢で新種の流行病が伝染しているという報道があり,世界的に緊張が高まっていました.

 

しかし,日本は1月末時点では国境を封鎖していませんでしたし,空港職員の人もマスクを着用していませんでした.

 

旧正月の時期に東京都内の郵便局に行ったところ,多くの若い人が段ボールにマスクを詰めている姿に驚きました.

聞こえてくる言葉を聞くと中国語でした.日本にいる中国人が中国にいる家族・友人にマスクを送っていたんだと思います.

数ヶ月後には,逆に中国から日本にマスクなどの支援物資が送られてくるのですから皮肉です.

1月末時点では,新型肺炎に苦しむ中国を助けようという声が上がり,一部の日本の政治家がマスク・防護服を中国に送っていました.

 

今にして思えば,国境封鎖の遅れ,マスクの不足など日本の政治家の対応のまずさが浮き彫りになってきます.

 

2月

Malaysiaに帰国して,仕事に集中します.

中国の武漢が都市閉鎖となり,中国の物流が大混乱します.

 

中国の協力工場が次々と閉鎖されるのに直面して真っ青になりましたが,まさか1ヶ月後にMalaysiaが全国的な行動制限がかかるとは想像できていませんでした.

 

仕事終わりに,Bangsarの『Bait』で牡蠣を食べた時の写真です.KL市内では指折りで美味しい牡蠣を食べることができます.

MCOが始まった今となっては隔世かくせいの感がありますが,2月はまだ自由に外食して飲み歩くことができました.

bait oyster

MCOが始まってから足が遠のいてしまいました.

 

3月

Malaysia国内でも感染症対策として,2020年3月18日よりMCO(Movement Control Order,行動制限令)が施行されました.

 

あの時は,衝撃的すぎて記憶が飛び飛びになっています.

 

近所のsupermarketに買い物に行く以外は,基本的に外出禁止となりました.

Supermarketには人数制限があり,1時間くらい行列してやっと入店できました.

入店しても,棚がガラガラになっており,買い溜めに走る人が多かったです.

groccery store in March

飲食店は閉店となり,毎日自宅での食事です.

強制的な自宅待機で,同僚とも2ヶ月くらい顔を合わせることもできませんでした.

 

私は一人暮らしで,誰とも顔を合わせて会話することがないまま,2ヶ月くらい過ごしました.

精神的にはかなり厳しかったです.

 

4月

MCOが終わり,1回目のCMCOになった週末のMidValleyで撮った写真です.

移動が許される範囲内にあるMid Valleyに買い物に行きました.

 

midvalley in april

昼時にもかかわらず,地下1階のsupermarket以外は全てお店が閉まっていました.普段の賑わいを知っている人からすると唖然する写真です.

 

原油先物のWTIで,史上初の原油価格がマイナスとなりました.寝起きのbedの上で報道を見た時は,呆然としてしまいました.

引き取り手のいなくなったにも関わらず採掘される原油は”産業廃棄物”となったことを意味します.

 

先物だけでなく株式も大きく混乱しました.株式市場は一番底をつけた後,2番底が来るか怯えていました.

結果的に2番底はなく,2020年末の株式市場は年初来高値を記録する金融相場に突入しました.

 

5月

飲食店は持ち帰り,宅配のみの営業でしたが,5月に入ると徐々に店内飲食ができる許可が出ました.

KL市内は先に店内飲食が再開しましたが,Selangor州内は再開が少し遅かったです.

 

MCOが施行されて初めての外食は板麺(板面,banmian)でした.

板面

一口食べた時,美味しと思うよりも前に,涙が出てきました2ヶ月の軟禁生活を終えて,自由の味を噛みしめた気がします.

 

在宅勤務から,officeでの通勤の指示が会社から出て,普段のような車通勤が再開します.

州を超える際は,雇用主が発行する通行許可証が必要で,高速道路に設置された検問所で通行証を提示します.

 

sungai besi roadblock

普段なら30分くらいの通勤が,検問所前の渋滞で1時間くらいかかり,随分うんざりしました.

 

散髪屋の営業再開を,政府がなかなか許可せずに,男性同僚はみんな髪の毛がボサボサになって出社していました.

Malaysiaの長期休暇Hari Rayaがありましたが,CMCOのため遠出することができず家でほとんどの時間を過ごしました.

 

おかげで本をたくさん読めて,blogを始めるきっかけになりました.

 

6月

国内の中小企業はすでに財政難に陥りました.

Malaysiaでも大流行していたbubble tea(タピオカの飲み物)のお店はMCOの影響で,閉店に追い込まれている所もたくさんありました.

6月9日でCMCOは終了して,6月10日以降 RMCOが始まりました.

 

RMCOに移行してからは,不自由のない生活はできるようになりました.

マスク着用とMySejahtera登録は日常の一部となっていました.

 

自然公園の一部は閉鎖がされていて,週末の散歩に困りました.適度に自然の中に身をおかないと,心身の健康に良くないと感じます.

bukit gasing

 

7月

7月は果物の王様,dorianの季節です(らしい).

Petaling JayaのSS2という場所では,この時期dorianの露天販売が賑やかで,車に乗っていてもdorianの匂いがわかります.

 

ss2 dorian

初めて小さいdorianを見つけて食べてみました.

1個RM15(日本円 400円)で,1人で食べるにはちょうど良いsizeです.

 

7月に有給を取って,Malaysia国内旅行に行きました.

Malaysia歴2年を超えますが,休みのたびに近隣の東南Asiaに旅行していたために,Malaysia国内の旅行は少なかったです.

 

新型肺炎で難しくなった海外旅行ですが,代わりにMalaysia国内をもっと旅行していきます!

east island

Malaysiaの東海岸を車で旅行しましたが,良い意味で観光地らしくなく,のんびりすることができました.

 

8月

Malaysia国内の一日当たりのPCR検査新規陽性者数は,10人前後が続いていました.

MCOの辛い時期をみんなで乗り越えて,感染症感染を食い止めたという一体感長期化するRMCOへの気持ちの緩みがありました.

 

週末のShopping mallは,駐車場を見つけるのが大変なくらいに人手が戻ってきていました.

ion mall

 

例年,8月31日の独立記念日にMerdeka広場で行われる大規模eventは中止となり静かな祝日となりました.

独立記念日

 

9月

9月初旬での国内の感染者数は安定して低くなっているため,安心感があり,もうすでに毎日新規陽性者数を確認をしていませんでした.

9月中旬から徐々に新規陽性者数が増えてきて,下旬には1日当たり100人を超える日が出てきます.

 

Sabah州選挙と刑務所での感染が報道され始めた時期です.

skywalk

 

10月

Sabah州,Klang地域に対して急遽CMCOが施行されました.

時を経ずして,Selangr州,Kuala Lumpur,PutrajauaにもCMCOが再施行されることとなります.

 

外国人観光客はいないものの,徐々に賑わいを取り戻していた観光業・小売業には大打撃となります.

pavilion

その後,CMCOは全国規模に対象を拡大します.

 

私の人生初のPCR検査をMalaysiaで受けることになりました.

鼻に綿棒を入れられるのは気持ち良い経験ではありませんでした.

swab test

検査場にはたくさんの外国人労働者が連れてこられており,政策的に外国人に対して一網打尽に検査をしようとしている意図を感じました.

 

11月

CMCO期間中,州・地域を超えた移動が制限されました.

Kuala Lumpur在住の私Konyanは,周りをSelangor州に囲まれているため,行動範囲がかなり制限されることになります.

 

週末の楽しみは,近場の美味しいものを食べに行くだけで,かなり寂しい1ヶ月となりました.

 

Hindu教の祭典Dewaliも規模を縮小されて,人数を制限した形で静かに行われることになりました.

sri mahamariamman temple

みんな我慢が続き,どこかで息抜きが必要です.

連日過去最高の新規陽性者を記録し,街場の空気としても外出を控えるようになってきました.

 

12月

2020年年末は日本に一時帰国することができました.

年末は帰国する外国人と休暇を過ごすMalaysia人で賑わうKLIA(Kuala Lumpur国際空港)ですが,今年は空港職員の方が空港利用客数よりも多い状況でした.

klia departure hall

日本に帰国する便の中も,1列に1人もいませんでした.

航空会社の悲鳴が聞こえてきそうです.乗客数が少ないにも関わらず,飛行機を運行してくださっている航空会社,航空職員の方に感謝します.

JAL 724便

ここまで本記事をお読みいただきありがとうございます.

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こにゃん
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こにゃん

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