新着記事

マレーシア ワクチン計画

マレーシア一般

マレーシア,2月26日ワクチン接種開始,知っておきたい7つの事【Malaysia 新型コロナ対策】

2021年2月7日

広告

マレーシアでも,ついに新型コロナのワクチン接種が開始するという話が出てきていますが,私たちのような在マレーシアの日本人も接種をすることになるのでしょうか?

こんにちは,こにゃん(@こにゃん)です.

Malaysiaのワクチン接種準備状況について基本的な情報をまとめましたのでご参考になれば幸いです.

ただし,私はワクチン接種は義務になる可能性もあるかもと考えています.理由は後述します.

こにゃん

 

この記事は,次のような方にお役に立てるように書いています.

こんな方におすすめ

  • Malaysia在住でワクチン接種に関心のある方
  • Malaysia在住で早く,MCOが早く終わることを祈っている方
  • もうすぐMalaysiaに移住する方

この記事の内容は次になります.

本記事の内容

  • ワクチン接種確保状況
  • ワクチン接種計画

 

Malaysia政府のワクチン準備状況

本記事を書いている2021年2月時点で,2020年3月に都市封鎖,MCOが施行されて早1年間が経とうとしています.

Malaysia政府は各国とワクチン供給確保に動いて予想以上に早くワクチン接種がMalaysiaで始まりそうです.

Malaysiaでは2021年2月下旬からワクチン接種開始

ワクチン接種の初回は今年2021年2月26日から接種が始まります.

国内経済は,強力な行動制限により低迷が続いていますので,ワクチンが迅速に国民に行き渡り,国民の健康が守られてかつ経済活動が活発になることを祈っています.

 

Malaysiaに住んでいる私も,国内でワクチンがどのような計画で接種が進むのか気になっています.

ワクチン接種数,対象者,時間軸を,私の意見を交えながら解説していきます.

ワクチン接種枠確保,人口83%相当

US$ 5億(日本円 約525億円)の予算で,Malaysia政府は2,650万人(人口の83%相当)の国民にワクチンを購入する計画を立てています.

一人当たりに換算するとUS$19(日本円 約2,000円)です.

The Edge: Southeast Asia Covid-19 vaccine tracker: Who gets what, when

 

2021月7日時点での製薬会社各社とのMalaysia政府の契約・交渉状況をまとめました.2月26日からは,感染症対策の第一線で働かれている人向けの接種が始まります.

マレーシア ワクチン接種計画

中国とは優先的なワクチン供給合意がされている(後述)ので,おそらくSinovac社,CanSinoBio社との交渉は順調に進むのではないかと私は推測しています.

 

Malaysiaで接種するときに,どの製薬会社のワクチンはきっと選べないのでしょうね.

私自身はワクチン接種は避けたいと考えていますが,いざワクチンが義務化したら日本に帰国して接種するかどうか悩んでいます.

 Malaysia国民の82%がワクチン接種に前向き

英国のdata解析企業YouGovによると,Malayisa国民の82%がワクチン接種に前向きな回答を寄せています.

Prime Minister's Office Of Malaysia: COVID-19 vaccine to be given free to Malaysians – PM Muhyiddin

なぜMalaysia人はワクチン接種に対して前向きなのでしょうか?
ワクチン接種により,早く日常を取り戻すことを望む気持ちが主な理由だと私は思います.政府による度重なる行動制限令(MCO)により国内経済が停滞,教育機関は閉鎖されたことによる日常生活への影響が大きすぎました.
こにゃん

ワクチンによる感染症の抑え込みも理由ではありますが,次に来る理由だと思います.

Malaysia国内の感染症による累計死亡者数 867名(2021年2月7日時点)は,米国の46.2万人(同時点)と比べても桁が3つ低く,感染症への恐怖感は比較的低いように感じます.

Malaysia国内では反ワクチン世論は下火

日本では,過去のワクチンによる副作用の被害を使って,やや後ろ向きの世論を報道機関が形成しています.

武漢肺炎に関するワクチンがもたらす副作用について,未知の領域ではありますが,Malaysiaの報道機関は良くも悪くも副作用についてあまり積極的に報じようとしているようには見えません.

Malaysia国民からの副作用への疑問の声がないわけではありませんが,拒否反応といった声は少ないです.

Malaysia国民のワクチン接種は無料かつ任意

Muhyiddin首相は,Malaysia国民は無料でワクチン接種ができるようにすると公言しています.

Prime Minister's Office Of Malaysia: COVID-19 vaccine to be given free to Malaysians – PM Muhyiddin

ワクチン接種を義務付ける方向では検討しておらず,あくまで接種は個人の意思に基づく任意性にするとのことです.

 

首相自身,反ワクチン運動について言及して,政府は国・州単位でのワクチンによる集団免疫の重要性を公共広告していくと意気込んでいます.

将来的には,MySejahteraを通してワクチン接種の合意書に署名する形にすると,Khairy科学技術革新省大臣は述べています.

→Malay Mail: Khairy: Covid-19 vaccine won’t be mandatory

 

ただし,一転懸念は非常事態宣言の法的効力のもと,ワクチン接種が義務化する可能性を法律の専門家は指摘しています.政府は,ワクチン接種は任意であると繰り返し述べていますが,今後の方針変更がないか注意深く見守りたいと思います.

ワクチン接種計画,2021年2月までに人口80%目標

2021年2月4日の国民向け演説の中で,Muhyiddin首相はCovid-19ワクチンの接種計画を発表しました.

2021年2月26日から第1段階の接種が開始して,2022年2月までに人口の80%の接種を目指す計画です.18歳以上の健康な国民への接種は5月以降となります.

ワクチン接種計画 マレーシア

先程の,製薬会社のワクチン供給計画と合わせてみると,後半に接種する人はSinovac社(中),CanSinoBio社(中),Gamaleya社(露)のワクチンが割り当てられる可能性が高くみえます.

政府は集団免疫を獲得するために人口の80%ワクチン接種を目標としています.

人口20%の人はワクチン接種をしないで良いかというと私は懐疑的です.なぜなら政府は人口20%の非接種枠を,ある人たちのための”余白”にすると私は考えています.

 

それは,「18歳未満の子ども」「妊婦」です.ワクチンの治験でも,18歳未満の子どもと妊婦は対象外となっています.政府も子どもに対しては接種をしないことを明言しています.同じ理由で妊婦へのワクチン接種も見送るでしょう.

Malay Mail: Children won’t get Covid-19 vaccine since not tested by clinical trials, says minister

18歳未満の子どもだけで,Malaysia人口の30%近くに達します.

つまり,国民80%ワクチン接種は実際はできません.全員に接種を義務化したとしても,対象枠の人たちが30%いるのですから集団免疫のための接種数に達しません.

 

私の推測ですが,Malaysia政府は人口80%のワクチン確保に本腰を入れているので,任意接種でワクチンを余らせるとは思えません.

他国に余ったワクチンを融通するという可能性はありますが,MCO 2.0まで発令して国内経済を停滞させた現政権に他国にかまっている余裕はないでしょう.

「18歳未満の子ども」と「妊婦」以外の,Malaysia国民と在Malaysiaの外国人は一律義務的に接種をすることになるのではというのが私の見立てです.

非常事態宣言のもとであればワクチン接種を義務化できる可能性があると法律家は指摘しています.非常事態宣言が有効な8月末までに,接種に関する方針変更があるのでしょうか?

外国人のワクチン接種は無料に,優先順位はMalaysia人の次

2月11日,Malaysia保健省が発表を行い,外国人のワクチン接種は無料になりました.

Malaysiaに居住する外国人にも無料でワクチンを接種しますが,優先順位はMalaysia人の次となります.外国人の接種が義務か,任意かはまだ発表がありません.

建設現場

集団免疫を目指すMalaysia政府としては,人口の10%近くに達する外国人たちがワクチン未接種のまま放置するとも思いません.

過去の集団感染も外国人労働者を中心に起こったことを考えても,外国人向けにワクチンを積極的に接種すると私は予想しています.

中国とは優先的なワクチン供給枠確保合意

昨年2020年11月18日,Malaysia政府は中国と武漢肺炎のワクチンを共同開発する合意をしたと発表しました.

合意に基づき,Malaysiaは,中国が開発したワクチンを優先的に供給してもらうことになっています.

 

中国の製薬会社Sinovac社,CanSinoBio社とはワクチン供給枠について交渉中になっていますが,両国間の合意に基づいて順調に協議が進むものと思われます.

 

11月18日の1ヶ月前の10月12日に,王毅中国外相はMalaysiaを訪問しています.

王毅中国外相はMalaysia訪問中にMalaysia政府への”お土産”をもたらしました.

  • Covid-19のワクチン優先支給
  • Palm油の大量購入

ワクチン確保が必須の項目であることはもちろんのことですが,Malaysiaの主要輸出項目Palm油はEU諸国が輸入に制限をかけたためMalaysia関係者は頭を抱えていました.

Malaysiaが喉から手が出るほど欲しい上記2条件を提示した上で,中国はMalaysiaの一帯一路への参画合意を得たとされています.

 

詳しくは,下記記事をご覧ください.

あわせて読む
deal
マレーシア政府,中国と新型肺炎のワクチン開発協力合意

こにゃんこんにちは,こにゃん(@こにゃん)です. 中国とMalaysiaは,Covid-19のワクチン開発に向けて開発合意を行いました.   USの製薬会社がワクチン開発で有効な臨床実験を発 ...

続きを見る

都市部55箇所にワクチン用の超低温保管庫設置

Pfizer社のワクチンは,-75℃の超低温での保管が必要となっています.

ワクチンを保管するために,RM 6.7百万(日本円 約1億7千万円)を投資して,55個の超低温保管設備を購入したと,Khairy科学技術革新大臣は発表をしました.

Soyacincau: Khairy: Govt to spend RM6.7 mil on special freezers to store Pfizer COVID-19 vaccine

55個の超低温保管設備は都市部に設置される予定です.Pfizer社のワクチンは,超低温保管設備を設置する都市部を中心に接種を進めます.

一方で,地方部に関しては,比較的取り扱いしやすい温度で保管できるAstraZeneca社のワクチンを供給していくことになっています.

 

まとめ

武漢肺炎が蔓延し始めた1年前から振り返ると,あっという間にワクチン供給の目処がたち,意外なくらい順調です.

今後は,どのようにワクチン接種対象者を決めていくか,が重要になっていきます.

Khairy科学技術革新大臣がワクチン接種を推進する立場に指名されました.

ワクチンの供給が始まると,ワクチンの輸出管理,品質管理,接種対象者管理など行政の負担が一気に増します.ぜひ行政を横断して,ワクチン接種の計画を大胆かつ緻密に実行することを期待しています.

ワクチンが広く接種が進み,以前のような日常生活が戻ってくるまで,まだ1年以上は時間がかかりそうです.まだ自宅で過ごす時間が今後も長くなりそうです.ぜひ何かを始める良いきっかけにしてみてください.

 

無料でお試しできるservcieをご紹介しますので,”Stay-at-home”で新しい趣味を発見ください.

Online英会話ならば私もお世話になった「レアジョブ」がおすすめです.

自宅で過ごす時間が増えてVOXで映画,アニメが見放題の「U-NEXT」を無料体験でお試しください.

  • この記事を書いた人

こにゃん

【経歴】▶︎理系学問を専攻 ▶︎日本にて企業就職 ▶︎入社3年目マレーシア駐在 ●マレーシア駐在員 30代 ●英語 TOEIC 950点,中国語 HSK 5級(中国語の方が得意かも?) ●旅行好き,一番心に残っている旅は新疆(ウイグル) ●資産形成中 ■000万円,1億円資産ができたら経済的自由の道へ マレーシアお役立ち情報を発信しているので,Twitterもフォローしてね.

-マレーシア一般
-, ,

© 2021 コニャンのマレーシア赴任生活 Powered by AFFINGER5